日本の経済指標|株式市場に影響を与える経済動向

経済指標とは経済の動きを様々な要素から分析し、数値化したものです。経済指標を知ることは、景気の先行きを予想することに欠かせません。そして、それは株式投資をする上でも非常に重要です。今回は、日本の代表的な経済指標について勉強しましょう。

株式投資で重要度の高い経済指標

日銀短観

日銀短観(にちぎんたんかん)は、正式名称を「全国企業短期経済観測調査」と言い、日本銀行が調査する経済指標で、年4回(3、6、9、12月)実施されています。

短観では、対象となる約1万社の企業に、業績や状況、設備投資の状況、雇用など企業活動全般の実績と今後の見通しを調査しています。

参考リンク:短観 : 日本銀行 Bank of Japan

全国消費者物価指数(CPI)

消費者物価指数CPI(Consumer Price Index)は、全国の世帯が購入する財及びサービスの価格変動を総合的に測定し、物価の変動を時系列的に測定するもの」で、総務省によって毎月発表されています。

消費者物価指数には「東京都区分」の指数もあるため区別するために「全国消費者物価指数」とも言われます。以下の画像は2021年2月の公表された消費者物価指数です。

企業物価指数

企業物価指数は、企業間で売買させる商品の価格変動に着目した経済指標で、日本銀行によって毎月公表されています。

企業物価指数は、指数の対象となっている商品の価格に、商品の重要度を掛け合わせ、集計することにより作成しています。

機械受注統計

機械受注統計調査は、内閣府が毎月公表している経済指標です。内容は機械メーカーが受注した設備投資用の機械の受注額を集計したもので、景気先行指標としても代表的な役割を担っています。

 

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