日経平均株価とは

日経平均株価は経済ニュースでも頻繁に出てきます。そのため、投資に興味のない人でも知っている用語ですが、株式投資での日経平均株価の役割や算出方法について勉強しましょう。

日経平均株価とは?

日経平均株価は日本経済新聞社によって、東証1部に上場する約2200社のうち225社の株価を基準に算出された指数です。

2021年現在の日経平均株価は、株式市場や日本経済の動向を知るための最も重要な指数であると言えます。

日経平均株価に採用される基準は?

日経平均株価に採用される銘柄は、市場代表性や業種のバランスを保つように日本経済新聞社が選定しています。

そして、毎年秋に市場流動性とセクターバランスを測り、銘柄の見直しを行っています。セクター間の銘柄の過不足を考慮しながら、売買の活発さや安定度(市場流動性)の高い銘柄を採用し、低くなった銘柄を除外するのが基本的なルールになっています。

日経平均株価に採用される銘柄の調べ方

日経平均株価に採用されている銘柄は、日本経済新聞社のサイトから調べることができます。

参照先:日経平均採用銘柄の株価一覧

日経平均株価の計算(算出)方法

日経平均株価を算出するための計算方法は以下の通りです。

日経平均株価 = 構成銘柄の採用株価合計÷除数
※各構成銘柄の採用株価=株価×50(円)÷みなし額面(円)

これだけでは、全く何のことかわかりませんね。

正直なところ、普通に株式投資をしている分には「みなし額面」や「除数」を知るメリットは少なく、トウサイトの簡潔でわかりやすいというコンセプトから外れるので詳しい解説は省きます。

要は、銘柄によって株価が違うので単純に平均を出すだけではバランスが悪くなる上、銘柄の入れ替えで連続性も失われるので、それらを上手く調整して指数にブレがないようにしていますという事です。

日経平均株価の株式投資への活用方法

大切なのは、日経平均株価の計算方法ではなく、どうやって株式投資に役立てる指標にするかという事です。

日経平均株価の変動は相場を表す

簡単に言うと、日経平均株価の変動は相場状況を表しています。日経平均株価が上がれば、株式市場は全体的に上昇傾向にあり、下落すれば全体的にも下降傾向にあるということです。

相場の雰囲気を知る上で日経平均株価は大きな役割を担っているということですね。

TOPIXなど他の指数との違いにも注目

日経平均株価が日本を代表する株価指数であることには間違いありませんが、単独で相場の状況を読み取るのは難しいと言えます。

なぜなら、あくまで日経平均株価は東証1部の代表的な225社から採用された指数だからです。

例えば、株式市場の状況を表す指数には他にも代表的なものがあります。

TOPIX 東証1部銘柄の全てを採用した指数
マザーズ指数 マザーズ市場銘柄全てを採用した指数
東証2部指数 東証2部銘柄の全てを採用した指数

日経平均株価は225社だけの動き

注意するポイントは、日経平均株価は全ての株の動きを表していないことです。代表的な会社の株の動きを表しているとは言え、東証1部全体のたった10%の株の影響しか受けません。

そのため、より深く日本株の動きを分析したいならTOPIXや新興市場の指数であるマザーズ指数などと比較することも大切です。

TOPIXは東証1部の中小型株の株価の影響も受けるため、中小型株を中心に株を保有している場合には、TOPIXの方が忠実に相場状況を表していると言えます。

日経平均株価は値嵩株の影響が大きい

日経平均株価はただでさえ225社から算出されていますが、その中でも特に値嵩株による影響が大きい指数です。そのため、特定の値嵩株の変動が大きい時だと、その銘柄の動きだけで日経平均株価は右往左往します。

注:値嵩株とは株価が高い株です。

例えば、ファーストリテイリングやソフトバンクグループなどは、1銘柄だけでも日経平均株価を数十円変動させることもあり「下げている株が多いのに何故か日経平均株価だけは値上がりしている」という状況では、そういった特定の株の影響が大きいことが多々あります。

欠点が多い指数だから知れば相場がわかる

日経平均株価はハッキリ言って欠点の多く歪みが大きい指数です。しかし、だからこそ他の指数と比べることで相場状況を詳しく理解することができます。

株式投資をする上で相場がどうのような推移をするかを予測することは非常に大切です。各指数の特徴を理解することで資産運用の効率をより良いものにしていきましょう。

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