株主優待とは?

昨今は優待投資家として名高い桐谷広人さんの影響もあり優待株投資が注目されています。株主優待の仕組みや受け取り方法、人気の優待銘柄についてわかりやすく解説します。

株主優待とは?

株主優待は、企業から株主へ自社の商品やサービス、金券などをプレゼントする制度です。

企業にとっては、株主に自社の事業をより深く知ってもらうなどのメリットがあり、株主にとっても投資先の企業サービスを知る機会になります。

株主優待を実施している企業数は?

株主優待を実施している企業は、1500社程度で上場する企業の40%弱になります。ただ、株主優待を実施する企業はやや鈍化傾向にあり、昨今のコロナ禍の影響で観光・飲食業などで優待を廃止する企業も出ています。

株主優待を貰うためには

株主優待を貰うためには、いくつかの注意点があります。

権利確定日に株主名簿に載る

株主優待を貰うためには、配当金と同様に権利日に株主名簿に名前が記載される必要があります。例えば、2021年3月末が権利日なら権利付最終売買日である29日(月)に株を買って翌営業日(権利落ち日)まで持ち越す必要があります。

権利確定日と権利関係日

必要な株数を確認する

株主優待は配当金と違い株数に比例して貰えるわけではありません。

例えば、株主優待で人気の高い日本マクドナルドでは保有する株数に応じて次のような基準を設けています。

100~299株 保有株主様:優待食事券1冊
300~499株 保有株主様:優待食事券3冊
500株以上 保有株主様:優待食事券5冊

このように株数に応じて、貰える優待が変わることも優待株を目的として投資するなら確認する必要があります。

100株では貰えない株主優待もある

また、単元株である100株では株主優待を貰えない場合もあります。例えば、300株とか500株とかある一定の株数にならないと株主優待は貰えないこともあるので注意が必要ですね。

株を保有する期間で株主優待が貰える場合も

また、株を保有している期間に応じて株主優待を実施している企業もあります。

例えば、JT(日本たばこ産業)は1年以上、オリックスは3年以上に渡って株を保有している株主を対象にした株主優待を実施しています。

そういう株は一度売却してしまうと権利を失う可能性もあるので注意が必要です。

株主優待は権利確定日のおよそ2ヵ月後に貰える

株主優待は配当金を受け取るのと同じ時期に企業から送られてきます。また、決算報告書などの書類と同封されている事もあるので、必要ないと思って全部捨てないように気をつけましょう。

株主優待投資の注意点

株主優待は株主限定商品やよく利用する会社などでは魅力的な制度です。しかし、普段からあまり利用しない企業の株を株主優待の換金目的で保有するのは、あまり効率が良いとは言えません。

なぜなら、株主優待を実施する企業の場合、配当利回りはやや低めに設定されていることが多いからです。本当にその企業の製品やサービスを利用する人以外では、普通に配当利回りの高い株を買った方が資産運用としては効果が高いでしょう。

また、株主優待は配当金と同じく企業の業績不振などで変更や廃止になる場合も多い制度です。あまり、株主優待には拘らずに株式投資のおまけのような感覚で楽しむのが良いと思います。

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