
今回は短期投資の中でも、期間の短い投資「スイングトレード」の特徴やメリット・デメリット、上手なスイングトレードのポイントについて勉強していきす。
スイングトレードの特徴
スイングトレードは数日から数週間程度で売買をする短期投資の中でも極めて短い投資手法です。
スイングトレードのメリット
短期投資の中でも更に短いスパンでの売買は、非常に資金効率の良い投資手法と言えます。わずかな投資資金でも効率よく回転させることで、雪だるま式に資金を増やすことも可能です。
スイングトレードのデメリット
資金効率が良い反面売買の回数も多くなるため、忙しく働く人にとっては仕事と投資の両立が難しく、安定してスイングトレードで利益を出し続けられる投資家は少ないでしょう。
上手なスイングトレードのポイント
順張りトレードが基本
株式投資の売買タイミングには順張りと逆張りがありますが、スイングトレードの場合には順張り投資が基本になるでしょう。
逆張りのようにピンポイントで買い場を見極める投資をするには、専業投資家のように「いつでも相場をチェックできる環境」が必要になるため、勝率の低い逆張り投資は一般的な個人投資家には不向きです。
トレンドを見極める
株式投資は長期になるほど業績や財務状況に左右されますが、スイングトレードのような短期投資の場合には単純に「買いたい投資家」と「売りたい投資家」の力関係が重要になります。
その買いたい投資家と売りたい投資家の勢いが、株価チャートにトレンド(波)として描かれるため、それを見極める分析手腕がカギになります。
相場を見極める
また、個別株の動向は相場に大きく左右されます。短期であるほど顕著に相場に影響されるため、相場の良し悪しを見極めるのも、スイングトレードで利益を出す重要なポイントになります。
まずは、日経平均株価や新興市場であればマザーズ市場などの指標の動きをチェックして、相場が上か下かどちらに向かっているかを見極めましょう。
スイングトレード銘柄の探し方
スイングトレード銘柄の探し方は、以下のような方法があります。
- 騰落率ランキング
- 出来高急増銘柄リスト
- チャート形状スクリーニング
- ストップ高、ストップ安銘柄一覧
- 決算発表IR
基本的には短期投資を共通した方法で探すことが出来ますが、投資スパンの違いだけは考慮する必要があるでしょう。
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