テーマ株とは|話題性のある株を売買する

日々の株価の変動には、政治や経済動向などの外部要因が大きく関わっています。今回は、そのような外部要因として需給バランスが大きく動くテーマ株について勉強しましょう。

テーマ株とは

テーマ株とは、簡単に言えば、話題性のある株の一群です。政治や経済動向などから注目される分野や業種などを事業活動としている企業の株のことを言います。

最近では、リモートワークの普及からDX関連株、環境保護の観点から脱炭素関連株といったテーマ株が注目されています。

テーマ株にはどんなものがある?

テーマ株には次のようなものがあります。

  • DX
  • 脱炭素
  • バイオ
  • 自動運転
  • 人工知能(IT)
  • 5G

テーマ株投資

テーマ株投資とは、その名の通りテーマ株を手掛ける株式投資です。投資家に注目される分野や業種には投資家の資金が集まりやすく、個人投資家にもテーマ株は人気の投資手法の一つと言えるでしょう。

テーマ株投資の特徴

テーマ株投資の特徴は次のようなものが挙げられます。

株価の変動が大きい

テーマ株には、話題性や成長期待から投資家の資金が集まりやすいことから、株価の変動も大きくなりやすいことが最大の特徴です。

投資家の資金が集まるということは、需給のバランスから考えれば上昇余地が大きいことはテーマ株投資のメリットと言えるでしょう。

反面、業績の実体に比べて割高になることも多く、過度に期待された場合には決算発表などをキッカケに株価が急落することも珍しくありません。

循環物色の対象になりやすい

循環物色とは、ある程度のサイクルで株が買われる(物色される)ことです。テーマ株として注目を集める株は、循環物色の対象になりやすいのも特徴です。

投資家に周知される前が魅力

また、テーマ株は投資家への周知が進むにつれて株価が上昇し割高になる傾向があるために、テーマ株投資をするのであれば、他の投資家よりも先回りして投資することが最大のポイントになるでしょう。

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