権利確定日と配当金

配当金をや株主優待を受け取るためには、1年の特定の日に株主名簿に載らなければいけません。今回は、そのために知らなければいけない権利日について勉強しましょう。

権利確定日の簡単なまとめ

権利確定日の話は少し長くなるので、最初に簡単にまとめて表にしています。

配当金や株主優待を貰うためには、権利付き最終売買日、権利落ち日、権利確定日の3つの並んだ営業日の関係を知ることがポイントです。

権利付き最終売買日 権利落ち日 権利確定日
株を持ち越せば配当金が貰える 株を売っても配当金は貰える 株を売っても配当金は貰える
約定日 1営業日後 受渡日(2営業日後)

権利確定日とは?

権利確定日とは、配当金や株主優待を貰うための権利が発生する日のことです。簡単に言えば、権利確定日に株主だったら配当金や株主優待を貰えるよってことです。

しかし、株式投資の少し複雑なところは、この権利確定日に株を買っても配当金や株主優待を貰えないことです。

権利付き最終売買日

配当金や株主優待を受け取るためには、権利確定日の2営業日前に株を買わなければいけません。その日のことを「権利付き最終売買日」と言います。

権利確定日の2営業日前に株を買わなければいけない理由は、株の売買の「約定日」と「受渡日」が2営業日ずれるからです。

参考記事:約定日と受渡日

権利付き最終売買日の注意点

配当金や株主優待を受け取るためには、この権利付き最終売買日に株を買う必要がありますが、買った株をその日に売却してしまうと配当金や株主優待は受け取れません。

配当金や株主優待を貰うためには、必ずその日は株を持ち越しましょう。

権利落ち日とは?

権利落ち日とは、権利付き最終売買日の翌営業日です。その名の通り、配当金や株主優待を貰う権利が落ちる(無くなる)日ということですね。

つまり、この権利落ち日以降に株を買っても配当金や株主優待は貰えません。また次の権利付き最終売買日まで待ちましょう。

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