
土日祝日以外はお盆休みも営業している株式市場ですが、年末年始は平日であっても株式市場は休みになります。今回は株式市場の年末年始の日程と「大納会」「大発会」について勉強しましょう。
株式市場の年末年始の休場日
お盆も開いている日本株式市場ですが、年末年始には休場日が設けられています。
年末年始は最短で4連休
株式市場の年末年始は、12月31日から翌年の1月3日までの4日間が休場日になります。この4日間は平日であっても土曜日、日曜日でも関係なく休場します。ですから、年末年始は最低でも4連休になるということですね。
年末年始は最長で6連休
また、この4日間の前後に土日があれば、それも含めて休みとなるために5連休、6連休になる可能性もあります。
例えば、12月29日が土曜日だった場合には翌日30日は日曜日で休場、その後に年末年始の4連休が合わさり、合計で6連休となります。
大納会と大発会
株式市場の1年の最初の営業日と、最期の営業日には名称があります。
大納会とは
1年で最後の株式市場の営業日を大納会(だいのうかい)と言います。12月30日が平日であれば、この日が大納会です。
もし、12月30日が土曜日か日曜日であれば、直近の金曜日が大納会になります。
大発会とは
1年で最初の株式市場の営業日を大発会(だいはっかい)と言います。1月4日が平日であれば、この日が大発会です。
もし、1月4日が土曜日、日曜日なら翌月曜日が大発会になります。
大納会と大発会の注意点
株式市場の年末年始は大納会で締めくくり大発会で新年となりますが、受渡日ベースでは大納会の前営業日から翌年の売買として記録されます。
もし、損益通算で年末に株を売却して損失を確定したいのであれば、大納会の2営業日前までに行う必要があります。
2021年末以降の大納会と大発会
最後に今後の大納会と大発会の日程をまとめておきます。
- 2021年の大納会は12月30日(木曜日)、2022年の大発会は1月4日(火曜日)
- 2022年の大納会は12月30日(金曜日)、2023年の大発会は1月4日(水曜日)
- 2023年の大納会は12月29日(金曜日)、2022年の大発会は1月4日(木曜日)
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